昨今、多種多様な家づくりが増えています。
耐震について、断熱について、換気や
住宅システムについて、デザインについて、
価格やその他⾃社の売りについてetc…
どのＨＭもビルダーも⾃社の売りの話ばかりで、
メリットは説明してくれてもデメリットを話してくれない、
結局何が正しいのか分からない
という⼈々をよく⽬に⽿にします。
「正解は？」と聞かれると、正直正解はありません。
ただ、情報不⾜から建てられた後や契約した後に後悔する
といった話をよく聞きます。

家づくりをスタートするにあたり、
住宅性能や形、素材や色等々、調べなければいけない事、
決めていかなければいけない事がたくさんあります。
その中でも住宅性能を正しく理解して
おさえていなかったがために、
満足できる快適性を得られていない、
高いランニングコストに悩まされている、
という方が多いように見えます。
それは、【⽇本の住まいの快適性や基準が
世界の先進国の中で最低レベルだということ】を
建てる側のＨＭ・ビルダーが知らない、
伝えていない事が⼀番の原因なのです。
ＨＭやビルダーの話すことを全て鵜呑みにするのではなく、
建主である施主の皆様が、
どれくらいの性能値を持たせ、
どのような設計⽅針で
計画することで、どういった家になるかを
ある程度把握しておく必要があり、
家づくりを失敗しない為の唯⼀のコツとなります。

家づくりでも何でも、失敗する時の原因は
“情報不⾜”と“思い違い”と“慢⼼”です。
まずは私を含めて全ての営業マンを疑い、
確かな情報収集と質問に徹してください。
そうすれば残り２つはおのずと解消していきます。
時間の許す限りスタートにこの時間を割くことで、
テーブルの上にはにより多くの選択肢が並び、
それらを踏まえた上で、
自分達が望む家づくりを判断する事が重要です。
弊社ではその家づくりの
“ものさし”（確かな判断基準）
を皆様にお伝えする事に⼒を⼊れております。

また、家づくりは短期的にも⻑期的にも
物理的に⼤きなエネルギーを使い、
⼀棟⼀棟積み重なれば
良くも悪くも地球環境に⼤きな影響を与えます。
このままでは、近年の異常気象や地球規模で
起こりだした環境問題が、すぐ先の未来では
更なる過酷な状況となり、
私たちにとって⼀番⼤切でかけがえのない
⼦供たちの未来に暗雲をもたらしてしまいます。
どのような家づくりをするか⼀つで、
その未来を少しでも明るいモノへ
と導いていけるという事実を、
今から家づくりを始める多くの⼈々には
是⾮、分かっていて欲しいと切に願っております。
⼀⽣に⼀度の家づくりを
最⾼に有意義な時間になるよう、
社員⼀同尽力いたします。